📖 ジムでランニング をしているときは、YouTubeの動画を見ていることが多いんですが、それがまた良い気分転換になるんですよね🥚 最近お気に入りで見ているのが、ある対談ポッドキャストです。

北欧暮らしの道具店 → クラシコム → 青木耕平さん

以前 📖 「北欧、暮らしの道具店」 についてのひとりごとを書きましたが、そのチャンネルを運営しているのが 株式会社クラシコム。同社は 青木耕平さん と妹の 佐藤友子さん ご兄妹が共同創業者として立ち上げた会社です。

その青木さんと、株式会社ツドイ代表の 今井雄紀さん がやっているのが、日常の何気ないことについて深く考察するポッドキャスト 「考えすぎフラグメンツ」。これがYouTubeでも配信されていて、週1回の新エピソードがあがるたびに、ジムでランニングしながら聞いています🎧

たまごはちょうど青木さんと今井さんの間ぐらいの年代なんですが、話されている内容が 「うーん、確かに…」 と考えさせられるものが多くて、とても刺さるんです。

先日のお題:「自分が成長してるってどうやって分かるんだろう」

先日のエピソードのお題が、まさに 「自分が成長しているかって、どうやったら分かるんだろう」 というもの。動画のざっくり要点を並べると、こんな感じです。

🎧 考えすぎフラグメンツより
  • 成長実感の難しさ:「成長した」と明確に感じることは難しく、「昔の方が優秀だったのでは」と思うことすらある
  • 「成長」という言葉の再定義:本来は生物的な「体積の増大」を指す言葉。代わりに「変化しながらバランスを取る(動的平衡)」「成熟」という視点
  • 「成長したい」の正体:地方出身者の「上京したい」気持ちに似た、現状打破や未来の約束を求める心理
  • 日常の解像度を高める:成長を追うより、写真のように日常の細かな変化に気づける感性が大事

研究者として、自分は成長しているのか

さて、自分はどうかな…と振り返ってみます。医師として、そして研究者として、自分は成長しているのか。とくに研究者としての成長って、自分ではいまいち分かりにくいんですよね。

例えば昔作ったスライドや書いた文章を見返すと、「やっぱり稚拙だな」「今ならこうはしないな」と思うことはたくさんあります。でも、それが 「自分の能力が上がったから」 なのかというと、よく分からない。

動画で指摘されていた通り、もしかすると 「自分の認知できる範囲が広がっただけ」 なのかもしれない。昔は気にならなかったことが、今はより気になるようになっている。じゃあ「これでもう成長しきった」というゴール地点があるかというと、もちろんそんなものはなくて、むしろ 昔できていたことが今はできなくなったり しながら、やっていく。

結局のところそれは、そのとき・その立場でうまくやっていくための「適応能力」 みたいなものなのかな、と。胸を張って「ここが成長したぞ」と言えることって、実はそんなにないんですよね。

X写真投稿で気づいた「日常の解像度」

ところで、最近 Xで、ノースカロライナの自然や鳥、動物の写真 をぼちぼち投稿しています。これがちょっと面白い体験で…。

ノースカロライナに住んで 3年以上、毎日見ているはずの風景なのに、「写真撮ろう」「何か面白いことないかな」という気持ちで 周りを見回す ようにしてみたら、いつもの通り道や場所が 急に解像度高く見えてくるんですよ。今までなら気にも留めなかったような細部が、ふと浮き上がって見えてくる感じ。

別に「ばえた写真」を撮ろうという意気込みでもないんですが、ひとつ気づくと芋づる式に次のことに気づく。身の回りの解像度がちょっと上がっていく、というか。なにかものすごい「成長」でもないし、誰かが評価してくれるわけでもないんですが、なんとなく 充実感 がじんわり湧いてくる。

まさにこれが、青木さんがエピソードの最後に言っていたことだと思うんです。小さなことへの気づきがもっと他のことへの気づきへもつながって、その感覚に従って動くことが、結果として幸せにつながるんじゃないか──と。

青木さんはたまごより一回り上ですが、やっぱり「人生」とか「幸せ」とは何か、ということをずっと考えながら(北欧、暮らしの道具店の理念にもつながっていると思うんですが)会社を経営しているんだろうな、というのが対談からも滲み出ているんですよね。


成長への焦りより、気づきの感性を

「成長しているか分からない」「成長しなきゃ」という焦燥感をちょっと脇に置いて、日常のいろいろなことに気づける感性を養いたい。最近はそんなふうに思っています🥚

ちょっと疲れたな、というときにも、「考えすぎフラグメンツ」はおすすめです。気負わない雰囲気で、でも経営者目線での芯のある対話が聴けるので、ぜひのぞいてみてください🎧

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