ちょっと悲しいことがありました。以前 うちにmealwormがやってきた という話を書きましたが、その後日談です🐛
小学校のLife Cycleの授業で配られた mealworm 2匹を、そのままうちで育てていました。1匹は無事に脱皮を繰り返して さなぎ(pupa) になり、やがて成虫の beetle に。
けれど、もう1匹——mealwormだから「ミルちゃん」と呼ばれていた子は、脱皮は何度かしたものの、ペースが遅く、いつまで経ってもさなぎになりませんでした。
脱皮が、途中で止まってしまった
8月のはじめごろ、脱皮が途中で止まってしまっている ことに気づきました。心配したたまご娘が「Googleで調べる」と言って調べてみると、どうやら 脱皮に失敗してしまうことがある らしいのです。
さらにChatGPTに聞いて、湿らせた綿棒で皮を少し湿らせてあげると脱皮が進むことがある と教えてもらい、「これをやってみる」と言って、なんとかならないかと試行錯誤していました。
けれど、脱皮はやはり進まず——ミルちゃんは、ついに死んでしまいました。
「ミルちゃんが死んじゃった」
数か月以上ずっと世話をしてきたたまご娘は、動かなくなったミルちゃんを目にして、あまりのショックに涙。「ミルちゃんが死んじゃった」 と泣いていました。
たまごも、ミルちゃんが家に来て以来ずっと一緒に世話をしてきた身。脱皮ができないと生きていくのは難しい、という知識はあったものの、やはりショックでしたし、娘がショックを受けている姿を見て、さらに心が痛みました。
15分ほど経ったころでしょうか。娘は「土に埋めてあげる」と言って、ミルちゃんを手にとり、アパートメントの前に埋めて、小さな花を添えて あげました。
「一度も手に持ってあげてなかった」
そのあと、ふと娘がこう言いました。「ミルちゃん、一度も手に持ってあげてなかった」。
少し怖かったんです、持つのが。いつもプラスチックのスプーンなどを使って、bedding(飼育用の床材)を交換したりしていました。死んでしまって初めて手にしたミルちゃん を見ながら、思うところがあったのでしょうか。
そして、残された1匹のbeetle(こちらは「ゆきだまちゃん」と呼ばれています)。
「ゆきだまちゃん、きっとミルちゃんがいなくなって寂しいから、ミルちゃんのところに逃がしてあげた方がいいかな」「でも、ずっとふかふかのbeddingと人参で育ってきたから、外に行ったら生きていけないかも」——そんなふうに悩んで、最終的には 「ゆきだまちゃんが死ぬまで育ててあげる」 と言っていました。