アメリカに来て4年。新学期が始まり、たまご娘は 3rd grade へ進級しました。持って帰ってきたWord Searchを見ると、英語のレベルが上がってきているのがよく分かります📄
年中で渡米した末っ子が、いま
たまご娘が渡米したのは、日本では 年中 のとき。いまではすっかり、英語に不自由することなく過ごしています。
長男・長女とは違って、英語の学習を周りの子どもたちと一緒に進めてきた ので、その過程を横で見ていると、みんなこうやって言語を習得していくんだな ということが、少し分かった気がします。
そこで今回は、きっかけとなったWord Searchのほか2つ、日本の英語学習ではあまり見聞きしなかった勉強法 を紹介したいと思います。(たまごは中学からようやく英語を始めた世代なので、もしかすると今は時代が変わっているかもしれませんが…!)
出発点は、フォニックス
すべての土台にあるのが フォニックス(Phonics) です。PreKから始まり、これは日本でもある程度知られていると思います。
文字と音のルールを学ぶ方法。たとえば sh は「シュ」、ck は「ク」、oa は「オウ」——というように、つづりと発音の規則性 を身につけます。これが分かると、初めて見る ship や rock、boat も音にできるようになります。
これができるようになると、意味が分からない単語でも発音できる ようになります。そしてその先に、今回紹介する3つが出てきます。
① Word Search ― 単語探し
アルファベットが縦横にびっしり並んでいて、その中から決められた単語を 縦・横・ななめ に見ながら探し出すもの。勉強というより、ちょっとした時間つぶしを兼ねた単語学習という感じです。
時期によって、Halloween関連の単語、Christmas関連の単語 をフィーチャーしたWord Searchなども出てきます。
これ、探す単語のスペリングも一覧に書いてあるんですよね。だから最初は「ただそれをアルファベットの羅列から探すだけで、効果あるのかな?」と思っていました。
でも最近、気づいたことがあります。ひとつの単語を探している間、その綴りを頭の中できっと何度も反復している んですよね。「えっと…なになに…なになに…」と。それがもしかすると、ポイントなのかもしれません。
実際のプリントは 📚 教材・宿題サンプル集 に置いてあります。学年が上がるにつれて、少し難しめの単語が増えてきている のが分かります。
② Sight Word ― 見た瞬間に分かるべき単語
これはアメリカに来るまで聞いたこともありませんでした。ある日プリントで「これがKindergartenのSight Wordです」という単語一覧をもらってきたんですね。
同じように 学年ごとにSight Wordがあり、いわば 見ただけでぱっと意味が分かるべき単語 というニュアンスのもの。頻出単語の中から、各学年でマスターすべきリストになっています。
これが、日本人たまご目線でいうと面白くて——品詞はばらばら。動詞でいえば 現在形・過去形がミックスで、規則性がないんです。
do / no / she / well / went / on / that / too / under / must / at …
……「え!?」って思いませんか(笑)
たまごは 「go, went, gone、はい」「come, came, come、はい」 と唱えて覚えた口なので、あまりに違いすぎるんですよね。
「Sight Word」で検索するとリストが出てきますし、日本語のサイトでもぱらぱらと出てくるので、英語教育界隈では知られたものなのかもしれません。
③ Rhyming Word ― 韻をふむ単語
これは1st gradeごろからだったように記憶しています。いわゆる 韻が同じ単語を集めてくる というもので、これが結構むずかしいんです。
Cake のRhyming wordsは…? → lake、bake、make、snake、shake …
Light のRhyming wordsは…? → night、bright、right、fight、kite …
これもやはり 品詞はばらばらで、何でもいいんです。ただ、どうやらこれがトレーニングになるようで、フォニックスの延長 とも言えるかもしれません。
「うーん」と子どもと一緒に考えるのですが、なかなか思いつかず、結局ネット検索に頼って「あー!」となるんですよね(笑)
そして、言語としての英語へ
そんなこんなで基礎の力をつけながら、自分の英語力に合わせたReading、絵日記のようなもの、プロジェクトをまとめる活動——そうしたものを通じて、言語としての英語力が習得されていくようです。
たまご娘もKindergartenに入ってから、急速に力がついていきました。だから、こういう学習法を日本でも採用するとどうなのかな、と思ったりもするのですが……おそらく、ことはそう簡単ではないのでしょうね。
そして逆に、こちらでは 日本語の学習(いわゆる国語) が課題になるわけです。バイリンガル教育には何がいいとか、さまざまな議論があると思いますが、いずれにしても 語学力をつけながら、いろいろなことを吸収してほしいな と思います🥚